公益財団法人 日本呼吸器財団:呼吸器疾患の病態解明・研究推進、啓発活動


公益財団法人 日本呼吸器財団
令和2年度研究助成のご報告

肺癌転移性脳腫瘍の生体内観察モデルを用いた、新規治療薬の検討

研究代表者 京都大学大学院医学研究科 呼吸器内科学・助教 小笹 裕晃 先生

受賞コメント

進行肺癌では、中枢神経系への進展が死因となることは日常臨床においてしばしば経験することです。進行肺癌の薬物治療は、新規分子標的治療薬や免疫療法の登場で飛躍的に進歩していますが、脳を含めた転移部位に対する抗腫瘍効果が不十分であることが完治に至らない原因のひとつであると考えております。私共の研究グループでは、二光子顕微鏡を用いて数日単位で継続的に癌細胞とミクログリアを中心とした脳内微小環境の挙動を可視化することにより、癌細胞が脳に生着して増殖する機序を解明し、転移性脳腫瘍に対する新たな治療戦略を構築することに取り組んでおります。進行肺癌の治療成績向上に少しでも還元できるように研究に邁進する所存です。

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