公益財団法人 日本呼吸器財団:呼吸器疾患の病態解明・研究推進、啓発活動


公益財団法人 日本呼吸器財団
平成31年度研究助成のご報告

HOTを実施する慢性呼吸不全患者にセルフマネジメント支援を行うルールベースAIを搭載したモバイルアプリケーションの臨床導入

研究代表者 順天堂大学大学院医療看護学研究科 臨床病態学分野・呼吸器系・教授 植木 純 先生

受賞コメント

セルフマネジメント能力の向上・維持は在宅酸素療法(HOT)を実施する慢性呼吸不全患者や家族のQOL、健康状態を向上させ、増悪や入院を減少させて疾患進行を予防、さらには予後を改善させる上で重要です。一方で、慢性呼吸不全患者が包括的なセルフマネジメント支援を受ける機会を得ることは少なく(日本呼吸器学会在宅呼吸ケア白書)、最近では患者の高齢化も問題となっています。セルフマネジメント教育の機会へのアクセスを改善させ、繰り返し支援する費用対効果の高い介入手法の開発は喫緊の課題です。本研究は、臨床の場にICT導入が加速する中で、間質性肺炎やCOPDなどさまざまな慢性呼吸不全患者を対象に個別化されたセルフマネジメント支援を行うルールベースAIを搭載したモバイルアプリケーションを開発し、多施設間臨床試験によりその有用性を検証することです。呼吸ケアの質向上につながる社会貢献のできる研究として、また日本から世界への発信を目指して、本研究を実施していく所存です。

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