公益財団法人 日本呼吸器財団:呼吸器疾患の病態解明・研究推進、啓発活動


公益財団法人 日本呼吸器財団
平成30年度研究助成のご報告

COPD患者の身体活動性の経時的変化観察とサルコペニア予防法の開発

研究代表者 東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座呼吸器内科学分野 教授 一ノ瀬 正和 先生

受賞コメント

COPD患者の疾患早期からの身体活動性の低下は、その経時的変化と関与する因子が不明でした。我々はマイオカインの一種で抗老化液性分子であるgrowth differentiation factor 11(GDF11) がCOPD患者の血漿および肺において、産生が低下し身体活動性と関連することを見出しました。本研究ではこれらを発展させ、大規模COPDコホートを用いてCOPD患者の身体活動性を経時的に計測し、前向きにフォローすることで身体活動性の低下に寄与する諸因子を解明することを目的に行っております。特にGDF11をはじめとする液性因子に着目して、その分子機序を含めて検討しています。すでに1年間の経過観察が終了し、興味深いデータが集積されつつあります。本研究助成金を有効に活用し、成果を世界に発信すべく研究を継続していく予定です。

ご寄附をお考えの方
当財団へのご支援は
とてもかんたんです。

詳細はこちら