公益財団法人 日本呼吸器財団:呼吸器疾患の病態解明・研究推進、啓発活動


公益財団法人 日本呼吸器財団
平成30年度研究助成のご報告

肺癌TNM分類における新たなM因子の確立; Cluster circulating tumor cellの臨床病理学的意義の探索

研究代表者 奈良県立医科大学附属病院呼吸器外科 教授 澤端 章好 先生

受賞コメント

肺癌は手術で完全切除しても転移再発するのは何故か?これは32年前に外科医師となった私の初めて抱いたクリニカルクエスチョンです。確かに、手術で病巣を完全切除すれば癌を治していることになりますが、手術操作で癌細胞を循環血液内にまき散らせば、遠隔転移になるかもしれません。このようなクリニカルクエスチョンに対し約30年間研究を続け、ようやく一筋の光が見えてきました。手術操作で誘発される末梢血循環癌細胞があり、集塊形成型のものは転移再発しやすいことがこれまでの研究を通してわかってきました。この末梢血循環癌細胞の臨床的意義をよりエヴィデンスレヴェルの高いものとすべく計画した研究に対し頂いた助成を基に、肺癌治療成績向上につながることを信じて研究に邁進いたします。

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