公益財団法人 日本呼吸器財団:呼吸器疾患の病態解明・研究推進、啓発活動


公益財団法人 日本呼吸器財団
平成30年度研究助成のご報告

特発性肺線維症を合併した切除不能の小細胞肺癌に対する標準治療の確立に関する臨床研究

研究代表者 神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科 医長 池田 慧 先生

受賞コメント

小細胞肺癌は化学療法を行わなかった場合の予後が肺癌の中でも特に不良であり、リスクを負ってでも治療を行うべき状況が多く想定されることから、有効かつ安全な治療法の開発が急務と考えました。そこで、特発性肺線維症を合併した切除不能小細胞肺癌を対象に、現在のみなし標準治療であるカルボプラチン+エトポシドに、急性増悪の発症抑制効果が期待されるニンテダニブを上乗せした3剤併用療法の安全性・有効性を評価する、世界初の多施設共同第Ⅱ相試験を計画しました。ハイリスク集団を対象とした試験の性質もあり、企業の支援が得られず、試験の実現が危ぶまれましたが、本助成金のお蔭で、胸部腫瘍臨床研究機構で本臨床試験の実施承認を頂くことができ、本年秋の試験開始に向けて準備を進めております。

ご寄附をお考えの方
当財団へのご支援は
とてもかんたんです。

詳細はこちら