公益財団法人 日本呼吸器財団:呼吸器疾患の病態解明・研究推進、啓発活動


公益財団法人 日本呼吸器財団
COVID-19関連研究助成のご報告

新型コロナウイルスの新規変異予測技術の開発

研究者 国立感染症研究所 ウイルス第三部・部長 竹田 誠 先生

受賞コメント

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のパンデミックが発生して1年半以上が経とうとしています。わずか約1年で有効性の高いワクチンが開発され、治療剤の開発も進んでいます。一方、SARS-CoV-2は、ヒト社会において、より伝染力の高い変異の獲得を続けており、パンデミックの収束は、まだ見えません。今後も、さらなる伝播力の増強やワクチンからの逃避、既存の流行株からの抗原性の変化などが予想されます。本研究では、光照射によって増殖が制御できる著しく安全性の高いウイルスベクターを用いて、SARS-CoV-2の増殖や抗原性を決める主要なタンパク質(スパイク(S)タンパク)について、その機能(受容体結合能、膜融合能)の変化や抗原性変異を積極的に誘導し、SARS-CoV-2の変異ポテンシャルを明らかにすることを目的にしています。今後の流行やウイルス変異を事前に予測するとともに、変異を見越した新たなワクチンの開発につながると考えています。

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